遺産分割事件(遺産分割を巡って遺族間で裁判まで発展した事件)は毎年発生しており、金額別に見ると、遺産総額5,000万円以下が70%以上占めており、ごくありふれた相続で遺産分割事件が発生していることが分かります。
遺産総額5,000万円以下の場合、自宅・土地といった分割しにくい財産が大方を占める一方、現金は少ないケースが多く、少ない現金を巡って遺産分割事件に発展します。中小企業経営者の場合、分割しにくい財産に自社株が加わるため、さらに遺産分割事件に発展しやすくなります。
遺産分割事件を回避するためには、財産に占める現金割合を増やすことが最も効果的で、少なくとも遺留分をカバーできる死亡保険に加入し、死亡保険金により円滑に遺産分割が行えるようにしておくことが重要です。
弊社では保険証券診断サービスを行っており、現在加入されている保険が遺産分割に役立つかどうか診断させて頂いております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。